フランスでスリにあったら?旅行中の対策と警察の被害届の出し方

フランスは日本と違って、「スリ」や「ひったくり」に会う危険は多くあります。スリをする人達は生活をかけてやっています。

スリはフランスだけではなく、欧州のどの国でも、「かも」になりそうな恰好をしていると狙われます。

実は管理人も、ひったくりに2度も遭ってしまい、しばらく外を歩くのが怖かった経験があるのです。

旅行者は何かと知らない道を歩いて「隙」のある雰囲気を出してしまっていますが、住人でもやはり被害には遭います。

スリやひったくりに遭わないようにするには、バックの持ち方や、標的にならないような恰好をして旅行をするのは勿論ですが、そんなスリを行っている人の心理も理解すると被害に遭いにくいと思います。

スリやひったくりをする人たちの見分け方もご紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。

では早速、スリから狙われない対策と被害に遭った時の届出の仕方を見てみましょう。

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フランスでスリが何故こんなに多いか

フランスに旅行中でスリの被害に遭われた方も多いと思いますが、スリは日本人だけを狙っているのではなく、フランス人も勿論狙われています。

スリをする人種ですが、フランスでなら東ヨーロッパ(ルーマニアなど)から来た貧しい移民の人達と思うかもしれませんが、状況は複雑です。

どこの国から来た人というより、社会的にはみ出した人たちが行っています。

ご存知のように、フランスは失業率が約12%と、高止まりして改善されません。

そうすると、学歴が高くても仕事がないのは勿論ですが、経済的な理由で学校に行けない若者は、

  • 仕事がない
  • 社会的評価が低い
  • お金がない

などと言った状況です。

最初から仕事をしたくない怠け者ではなくても、仕事を探しても見つからないのが原因で、どんどん泥沼に入っていきます。

学校をどのレベルで止めるかは人それぞれですが、仕事がないとお金もないし、バカンスに行けないどころか、毎日の生活で自宅で食べれても、遊ぶお金がないのです。

それで手っ取り早くスリやひったくりをしてしまうという残念な状況もあります。

しかし、スリやひったくりを行うのは、若者だけではありません。

フランスのスリのジプシーって何?

「ジプシー」という言い方を聞いたことがあるでしょうか?

ジプシーの言い方は、英語読みですので、フランスでは、「ジタン」とか「ロム」と言っています。

ensemble des populations originaires de l’Inde apparues en Europe dès le XIVe siècle et qui vivent encore aujourd’hui de manière nomade (le terme exact est “Rom”)

引用先  https://dictionnaire.reverso.net/francais-synonymes/tsigane

訳しますと、「インドから16世紀にヨーロッパに移住してきた集団でノマド的な生活を送っており、ロムとも呼ばれている」とあります。

ノマド的な生活を送っているこれらの人たちは、定職がなくとも踊りや、演奏など、いろいろな仕事をしながら生活をし、ノマド的な文化生活を好んでしているのです。

ところが、パリ市内にはいませんが、郊外には移民と言われる人達が、キャラバン車に寝泊まりしています。

外見では仕事を求めてフランスへ来ている、東ヨーロッパからきている移民なのか、ノマド的な生活をしている人たちなのかは、区別はつけにくいです。

ノマド的な生活を送っている、ジタンの人たちがスリやひったくりをするというのではなく、同じような服装をした人たちがたまたま「スリ」や「ひったくり」をしていますので、区別ができないという側面があります。

このYoutubeの映像は、銀行のATMのお金の引き出し時に狙われるケースです。

子供だと思っても、何人もでやってこられると、あっという間にスリの被害に遭います。

相手を子供だと思ってはいけません。子供も何人かで集団となると、力も強いですし、侮れません。

一度は、駅の出口で友人を待っていたときに、ロムの子供が駅の前で一人で歩いている人の財布を狙っているのを目にしました。

財布を取りに行って失敗して戻ってくる子供をそのお母さんが、「なんで失敗したの?」と言って、子供のほっぺにびんたをしていたのを見た事があります。

ここで親から、盗みを奨励される子供の気持ちを可哀そうに思いますが、同情すると狙われます。

狙われるのはパリだけ?他の都市は?

狙われる都市は、パリだけではありません。南仏などの観光客が多い都市もです。

ATMのお金の引き出し時だけではなく、道路を歩いていて、高価なネックレスをしていている女性の、ネックレスをとる「犯行」もあります。

バカンスの時は、観光客も気分よく散歩などをしているので隙があるのか、フランス人でも狙われます。

ただ、このようなネックレスをとられる被害は、お金だけにとどまらなく、精神的にずいぶんと被害が残るようです。

目の前に、がたいの大きな男性が来て、急に首のネックレスをもぎ取っていくのですから。

管理人は、ネックレスを狙われたことはありませんでしたが、一度はパリのオペラ通りで、ハンドバックを捕られました。

被害にあったのは夕方でした。仕事で疲れた日だったのですが、オペラ通りで友達と待ち合わせをして、目的地まで歩いていたのです。

そうしたら、持っているハンドバッグを、バイクに乗っている後部に乗っている男に持って行かれました。多分10秒くらいの出来事で、あっというまの事でした。

それから、自宅にもどり、ありとあらゆる被害届をしないといけなくなりました。

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警察への被害届とカード会社への連絡

警察への被害届はなるべく直ぐにしたほうが良いですが、まず被害にあったものをリストにして、

  • カード会社
  • 携帯電話の会社

など、被害になったものをそれぞれの会社に電話をして、盗難にあったことを伝えます。

そうすると、カードや携帯電話の不正使用の被害を食い止めらます。

これらの作業は、電話でもできますし、インターネットでも通知できます。

それができると警察へ行って被害届けを出します。

まず、警察の住所はインターネットで調べられます。↓

https://www.interieur.gouv.fr/Contact/Contacter-une-brigade-de-gendarmerie-ou-un-commissariat-de-police?adresse=69000+Lyon&country=FRA

オレンジの矢印の欄に、被害があった場所の郵便番号を入力すると、その場所の警察の住所がわかりますので、そこに行けば被害届を出せます。

被害届けをだすのは無料です。

被害届けを出すことをフランス語で、【Porter Pleinte】と言います。

警察で聞かれる内容は、被害に遭った

  • 日時
  • 場所
  • 現金の金額
  • カード会社の名前と番号
  • 携帯電話会社の名前と番号
  • アパートの鍵の個数
  • ハンドバックの形、色、大きさ
  • その他被害に遭ったものを具体的に

また、もしひったくりの際に、転んでけがをしたなどがあれば、それも伝えましょう。

警察で一通り、被害の説明を終えると、サインをした被害届を何部がもらえますので、保険会社へ提出すると、保険で補償額をカバーしてもらえます。

旅行の前には、保険の内容を調べておくと良いですね。日本へ戻ってから保険会社へ書類を送れます。

被害状況で病院で検査

ひったくりに遭うと、強い力でバックなどをひったくりられます。

管理人が最初にオペラ通りでひったくりに遭ったときは、バックをとれれて、小指にすごく力がかかり、腫れてきたのです。

それで翌日に病院へ検査に行きました。

Hôpital Hôtel-Dieu
1, place du Parvis Notre-Dame
75004 Paris

Tel : 01 42 34 82 34

管理人が検査に行った病院は救急病院で、ノートルダム寺院の隣にある、「オピタル・オテル・ディユ」です。

大学病院であり、また救急病院ですので、患者さんが沢山いますが、被害に遭ったこともあり、検査を無料で行ってくれました。

➡ フランスの救急車の種類と電話番号!断られない緊急電話のかけ方

結局、小指は半年位の間すっきりしませんでした。バックはすぐはなしました。引きずりまわされることもなく、身体の被害はそのくらいで済みました。

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まとめ

スリやひったくりは、気を付けていても狙われるのはあると思います。

その日によって、何か悩みがあって歩いたときなどあります。相手はプロですから、そんな隙をみごとに狙ってきます。

ひったくりは、金品の被害もそうですが、身体の被害も大きくならないように気をつけたいところです。

管理人は2度も被害に遭い、事故の後は、歩道で道路側ではなく、壁側を歩いて、バッグは壁側の手で持つようにして歩いていました。

でも同じ手だと疲れますので、毎回は無理なのもあります。

以上ですが何かご参考になることがあれば幸いです。

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