フランス料理のデザートの定番とは?バリエーションもご紹介します

デザートはやはり別腹で、フランス料理を食べた後はお腹が一杯でも、それでも食べたくなるのが「デザート」ですね(^^♪

デザートは飾り付けが綺麗ですし、料理人とは別なデザートを専門に作るパティシエの作るデザートはアートです。

フランス料理のデザートの定番とは、フランスで人気のあるデザートです。

定番というからには、フランス料理の最後を飾るメニューに並ぶには、思わず注文したくなるものです。

フランス人全体に人気があるもの、または歴史的に無視できない大御所的なもの、レストランで力を入れて、有名パティシエが力を入れているものは定番になっています。

デザートを選ぶときの参考にしていただけるように、画像と味、名前も一緒にご紹介します。

では定番のデザートのを早速見てみましょう(^^♪

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フランス料理の定番デザート

フランスのレストランでは、ほぼ定番でレモンタルトがあります。やはり人気です。

レモンタルト

ナチュールのレモンタルト

レモンタルトはフランスで一番人気があるデザートです。

一番オーソドックスな形は丸形で、台のサブレに、レモンのクレーム(レモン汁と卵とバターのクリーム)のアレンジがされています。

Tarte au citron(タルト・オ・シトロン)

メランゲつきレモンタルト

同じタルトでメレンゲ付きですが、メレンゲが「ムラング・イタリエン」といって、ふっくらとしていて、適度に粘りがあります。

タルト・オ・シトロン・ムランゲ (tarte au citron meringuée レモンタルトのメレンゲ添え)

メランゲには、フランス風とイタリア風があり、イタリア風のはしっとりしています。

メレンゲしずく形のレモンタルト

このしずく型も定番です。

その中で、しずくをどう飾るかで作品に違いがでてきます。クレーム・パティシエールの上にメレンゲで涙のしずく形にしています。

タルト・オ・シトロン・ムランゲ (tarte au citron meringuée メランゲとレモンタルト)

また、こちらは、ミシュランの星付きレストランを返上した、シリル・リニャックさんのパティシエ店のレモンタルトです。

同じしずく形で、メレンゲなしです(^^♪

タルト・オ・シトロン(tarte au citron  レモンタルト)

レモンタルトはフランスで、やはり人気で定番デザートの位置を維持しています!

スフレ

次の定番は、はやりスフレでしょう。このスフレは、卵を使った熱々のスフレと、冷たいアイスクリームのスフレがあります。

スフレ・ショ・オ・フレーズ・マラデボア、ソルベ・フロマージュ・ブラン

スフレ・ショ(焼いた暖かいスフレ)は暖かいスフレという意味です。スフレが人気なのは、熱々で食べるとことでしょう。

最近の演出として、テーブルに運ばれてからクリームをかけるなども喜ばれるというのもあります。

スフレ・ショ・オ・フレーズ・マラデボア、ソルベ・フロマージュ・ブラン( Soufflé chaud au fraise Mara des bois,sorbet fromage blancイチゴのスフレ、フロマージュブランのソルベ添え)

スフレは冷たいタイプもあります。

スフレ・グラッセ・ア・ラ・フランボワーズ

スフレは先ほどの暖かい焼き菓子をイメージしますが、シャーベットもスフレと言います。

キイチゴのシャーベットスフレです。マスカラポーネチーズの入った冷たくアイスクリームタイプです。

冷たいスフレは、イチゴやキイチゴの組み合わせが多いですね。これにもアマレナがのっています(^^♪

スフレ・グラッセ・ア・ラ・フランボワーズ(soufflé glacé à la framboise キイチゴのシャーベットスフレ)

シュークリームは、フランスでそう一般的ではありませんが、このパリ・ブレストは外されません。

パリ・ブレスト

パリ・ブレストは簡単なものですが、名前のせいで定番になっているのもあります。

由来は、パリとブルターニュ地方のブレスト間で自転車競技の優勝者に王冠の形にしたデザートとなったと言われています。

デザートとしては、簡単なものですが、シュークリームの間に、アーモンドとヘーゼルナッツのムスリムクリームがたっぷりとサンドされたデザートです。

上部には粉砂糖とアーモンドスライス添えれています。

パリ・ブレスト(Paris-Brest)

中に入れる>ムスリムクリームですが、ピスタチオ味です。

パリ・ブレスト・ア・ラ・ピスターシュ(Paris-Brest à la pistache)

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ミル・フィーユ(ミル・ファイユ)

その他に外せないのが、ミル・フィーユです。

ミルフィーユと名前で知られていますが、フランス語では「ミル・ファイユ」と言われており、1000枚の葉という意味です。

パイ生地が何重にもなっているので、そう呼ばれています。特に良質なバターで良し悪しが決まりますね。パイ生地のさっくり感を出すのが難しい、3層構造の職人芸です。

ミル・ファイユ(mille feuille ミルフィーユ)

ババ・オ・ラム

ラム酒のスポンジケーキです。

料理を沢山食べた後に、砂糖を入れたラム酒につけたスポンジケーキを食べたいかというとこころですが、これも人気です。

ババ・オ・リューム (baba au rhum ババ・オ・ロム ラム酒のスポンジケーキ)

ババ・オ・リューム (baba au rhum ババ・オ・ロム ラム酒のスポンジケーキ)

ババ・オ・ロム をレストランで注文すると、ラム酒をさらにかけてサービスしてくれます。

ババを食べているのか、ラム酒を飲んでいるのかわからないくらいですが、この風習というのか、しきたりは残っています(^^♪

ラム酒のスポンジケーキが正式な作り方ですが、コスト削減で、フランスパンの残りを使ったのは↓のようになっています。

ババ・オ・リューム (baba au rhum ババ・オ・ロム ラム酒のスポンジケーキ)

パンナコッタ(パナ・コタ)

パンナコッタは、フランスでも市民権を獲得したかのデザートで、レストランのメニューにはかならずと言っていいほど登場します。

牛乳とゼラチンで固めるだけの簡単なデザートですが、食べたのど越しが良いので受けています(^^♪

パナコタ (panna cotte パンナコッタ)

同じパンナコッタですが、円柱に仕上げています。グラスの容器に入れて、上から果物のジャムや、クリ(果物を液状にしたもの)をかけるのがほとんどですが、円柱の上にさらに装飾をしてあるのも、さすがですね。

中にさらに黒サクランボのジャムがあり、甘さ控えめで仕上げています(^^♪

パナコタ・オ・スリーズ (panna cotte au cerise パンナコッタの黒サクランボ添え)

ティラミス

ティラミスは、イタリア系のデザートですが、このデザートもしっかりと市民権を獲得したといえます。

今はイタリアのチーズの、ブラタチーズやモッツアレラチーズの人気もあり、このティラミスには、マスカラポンチーズが使われていて、まったり感がありたまらなく美味しいです(^^♪

ティラミス (tiramisu ティラミス)

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ガトー・オ・ショコラ

ガトー・オ・ショコラは、英語にするとチョコレートケーキです。チョコレート入りケーキは、これも定番からなくなることはないデザートですね。

シャンティイクリームと、クレーム・オングレーズ添えで食べるのが一般ですが、このチョコレートのケーキのチョコレート度をどうするかで、随分とバリエーションがでます。

ガトー・オ・ショコラ (gâteau au chocolat )

ガトー・オ・ショコラ (gâteau au chocolat )

オペラ

「オペラ」は随分と見かけなくなったとはいえ、定番からなくなることがないデザートです。

人気の理由は、ジョコダのビスケット生地(アーモンドプードルと卵、小麦粉)のスポンジと、チョコレートや、コーヒーのバタークリームを何層かに重ねているので、その食感はガトー・オ・ショコラででないのがこのオペラの魅力でしょう。

次は、残り物系のデザートです。

パン・ペルデゥ

残ったフランスパンを無駄にせずに使うという考えのデザートです。卵、砂糖、牛乳をバターをひいたフライパンで焼いたお菓子で、アイスクリームとジャムと一緒に食べると美味しいですね。

パン・ペルデゥ (pain perdu あまりパンのお菓子 )

パン・ペルデゥ (pain perdu あまりパンのお菓子 )

クラフティ・オ・スリーズ

サクランボのクラフティです。こんな素朴なデザートが人気なのと疑問に思われる方もいるかもしれませんが、そんな素朴さが人気の秘密です。

いつもおしゃれなデザートばかりというわけではなく、このような卵と小麦粉で作った家庭の味は定番で居続けるということですね。

クラフティ・オ・スリーズ (Clafoutis aux cerises サクランボのクラフティ)

クラフティ・オ・スリーズ (Clafoutis aux cerises サクランボのクラフティ)

カヌレ

カヌレはおやつに食べるというイメージですが、外を高温で焼くことで、外が固く内側がや柔らかくその違う食感がこのカヌレの魅力で、レストランでもデザートの後にお茶請けのように出てくることが多いです。

カヌレ (canelés カヌレ)

クレーム・カラメル

クレームキャラメルは、素朴なデザートで、どんなに綺麗なデザートが出てきてもなくならないデザートで、定番のデザートとして健在です。

クレーム・カラメル(crème caramel クリームキャラメル )

定番の最後にベル・エレーヌをご紹介します。

ベル・エレーヌ

ベル・エレーヌは、美人のヘレンと言う意味で、故ポール・ボキューズさんが現役だったころには、頻繁にメニューに登場していました。

いまでの、シェフが作っているレストランもありますが、ちょっと高級なとろこでなら定番になっています。

赤ワイン煮込んでいて、ワインの煮込みで色が違います。

ポワール・ポシェ・オ・ヴァン・ルージュ 洋ナシの赤ワイン煮込み

同じく赤ワイン煮込みで、色目が強くなっています。ビターです。

ベル・エレーヌともいいますが、またポワール・ポシェともいいます。

ポワール・ポシェ・オ・ヴァンポワブレ・エ・オ・ゼピス 洋ナシの赤ワインと香辛料煮込み

レストランでもメニューでポワール・ポシェとあれば、このベル・エレーヌのことです(^^♪

まとめ

いかがでしょうか、フランスの定番のデザートをご紹介しました。

デザートは、パティシエさんが作っているデザートの中には創作作品が増えています。

とはいえ、パン屋さん職人さんが作るデザートも綺麗なのが多くなってきました。

レストランで食べるデザートなら、より凝った演出を楽しめますが、定番というからには、フランス人に根強く愛されているという背景があります。

だからこそ、素朴なデザートもずっとあり続けています。

その中で、夏は果物を使って季節を楽しむという趣向もありますが、定番の魅力を楽しんで下さい。

ご参考になれば幸いです。

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