フランスの大会社の経営者の解雇金ってどのくらい?トップ10

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大企業中小企業の違いというと、一般社員でも給与の格差は歴然としていますが、

フランスでの上場企業の取締役の解雇金の金額は、半端ではないですね。

フランス語でキンピカ落下傘(parachute doré )といわれているのは、

解雇の憂き目にはあったけど、莫大な解雇金を手にして、命拾いといういみなのです。

過去のトップ10を例をご紹介しましょう。

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10位 2009年、バレオ社 ティエリー モラン氏 3,2M€ 約4億円

20年のバレオ社に勤務の末の解雇金ですが、前年にバレオ社は287M€(約320億円)損失をだし、5000人の解雇をしておきながら、この莫大金額だったので、波紋をよび、2011年になって、どうもモラン氏は一部をのぞいて、断念したようですが。。。

9位 2012年、ビバンディ社、レビー氏 3,9M€ 約4億9千万円

10年の勤務の解雇金約4億9千万円。内訳は、16か月分固定給と、6か月分のボーナスと,1か月の勤続手当が明細のようでした。

8位 2012年、SFR社、フランク エセー氏 3,9M€ 約4億9千万円

内訳は、2年分の固定給と、ボーナスのようでした。

7位  2013年 アルカテル リュセント社  ベルワーエン氏、4,8M€ 約6億円

5年の勤務後、解任となりますが、会社の経営難の中ゲットしたようです。

6位  2008年 アルカテル リュセント社 ツルク氏5,7M€ 約7億2千万円

2008年, 同社は4半期決算でY約1300億円の損失を計上したが、退職して、この金額をゲットしたようです。

5位 2015年 ラファージ社 ラフォン氏 5,9M€ 約7億4千万円

優能な方だっだようです。

4位 2008年 アルカテル リュセント社 パトリシア ルソー氏(女性)6M€ 約7億5千万円

同年ツルク氏が退社してまもなく,ルソー氏も退社となり、この金額をゲットするのですが、これは新聞沙汰になりました。なにせ同社では12500人社員の解雇していましたので。

3位 2006年 EADS社 フォルジェ氏 8,6M€ 約10億8千万円

このフォルジェ氏の解雇金は、事情聴取され、最高裁の判決まちの状態のようです。

2位 2007年 バンシ社 ザシャリ氏 13M€ 約16億4千万円

2位ともなると、ますます高額になってきますが、2007年に退社時にこの金額をゲットするのですが、さすがに目を見張る金額だったので、裁判沙汰になりました。氏は、犯罪を犯したわけでなく、会社に人生をささげたと弁明しています。

最高裁の判決は、退職金を受け取るための権力の乱用で、約5000万円の罰金となりましが、受領した金額からすれば、なんということのない罰金でしたね。。。

1位 2015年 アルカテル リュセント社 ミシェル コンブ氏 13.7M€  約17億3千万円

コンブ氏のこの莫大は退職金は、一括ではなく、3年間に分けて支払ったもらうようです。これも大きく新聞でとりあげられました。

途方もない解雇金って合法? 合法ならいいの?

以上、公表された中の10例をご紹介しましたが、大きく取り上げられるときは、会社自体が儲かっていなくて、損失を出し、まして従業員が何千人も解雇されたなか、なぜ、取締役にそれだけ払うの???これって許されるの??? 働く場所を失う従業員は訴えます。

ただ、これらの莫大は解雇金や、退職金は、合法なのです。

入社のときの労働契約書で取り交わされたものなので、会社を脅したとか、お金を巻き上げていたわけではないのです。

ですので、不公平感はありますが、これらの高額取締役の解雇金は、別記事の、

前フィオン首相のペネロープゲート

事件が起こったのは2017年1月でした。 5月のフランス大統領選挙を前にして、サルコジ政権下のフィオン元首相が大統領候補として最有力候...

の公金横領とは別次元なのですが、モラルとして、この高級待遇ってどうなの???ってことになりますよね。

最悪なモラルでも、経済効果があれば?

ただ、気休めなのですが、経済効果としては、受け取った退職金は、所得税として納税します。ですので、約半分はフランス政府へ払われます。

そうすると、税務署としては、悪くないですよね。

ただ、問題は、このくらいの高額所得者は、フランスで所得税を納税しているとはかぎりません。多国籍で現地の子会社で勤務していて、税率の低い国に年間を通じて滞在して、納税することも可能です。

そうなると、あまりフランスにとっては、おいしくない結果で、高額所得者は

高額で優秀な弁護士を雇い、いかに低く税金を払うかと頑張ってますから。

とはいえ、スポーツ選手のなかには、10億という金額を稼いている選手もいますので、

そんななか、なぜ、何万という労働者の生活を支えてきた経営者がたたかれなければいけないという意見もあります。

あなたはどう考えますか?

今日の単語

un parachute doré                ( キンピカ落下傘)

les grosses entreprises                 ( 大企業)

les PME                                   (  中小企業 )

une indemnité de licenciement      ( 解雇金)

les société cotées           ( 上場企業)

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