フランスで働く日本人の給与は?フランス人と比べるとどうなのか

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フランスで勤務する日本人の給与についてですが、高給取りというのが少ないのが実情です。

別記事のペネロープゲートで書きましたが、フランス人の平均のお給料はネット(手取り)で約2200ユーロです。この平均という数字は理解をぼやかす効果があります。

この平均は、あくまでも平均であってフランス人の半数が貰っている金額ではないと言う事です。

では、中間に位置するフランス人はどのくらいの給与なのかという点もあります。

それも一つの事実で、ではフランスで働く日本人はというと、給料は良くないのが現実です。日本人はどうしても日本人経営の会社での勤務となりがちです。

ネギられているのが実情と言えます。

どのようになっているのかを見ていきましょう。

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半分のフランス人の給料と平均の給料

平均とミディアムの違い

統計的な話になりますが、2013年の統計でフランスの給料の【平均】はネット、つまり手取り(ネット)で、月2200ユーロとなっています。

日本でいう税込みだと、約20%上乗せになるので、約月2800ユーロと言うところですね。

でも、残念ながら、この金額をフランス人の半数が貰っていると言う事ではありません。

そこで登場するのが、【メディアン】という言い方です。

統計で、中間に位置する人達が、つまり、下からと上から数えて、ちょうど真ん中に位置する人達(ミディアム)が手取りで約1700ユーロを貰っているという事実です。

では、手取りの中間金額が1700ユーロで、手取りの平均が2200ユーロということは???500ユーロの差があります。

この500ユーロの差はどう言う事かと言いますと、

平均の計算は、給与合計金額を、人数で割った数字ですので、「10人のお給料の合計を10人で割った数字」です。

それが2200ユーロでメディアンが1700ユーロということは、高額所得者がその平均を押し上げると言えます。

あれ?と思われたかもしれませんが、そうですね。たとえばルノー日産のカルロスゴーンさんとか、俳優のデパラデュさんなど、高額所得者は、平均値を押し上げる効果をしています。

逆に考えると、年収10億円のカルロス・ゴーンさんがいる反面、最低賃金(SMIC)で働いているフランス人も沢山います。

フランスの最低賃金とその割合

フランスの最低賃金はSMICと言いますが、2018年の最低賃金は月に税込みで1498ユーロです。手取り(ネット)は月に1173ユーロです。

引用

En 2014, selon l’enquête Emploi, la population active est estimée à 28,6 millions de personnes de 15 ans ou plus en France métropolitaine. Elle regroupe 25,8 millions d’actifs ayant un emploi et 2,8 millions de personnes au chômage.  引用元 : https://www.insee.fr/fr/statistiques/1906671?sommaire=1906743

訳は、INSEEというフランスの国立統計機関によると、フランス本土で2014年にはフランスの15歳以上の労働人口数は、約2800万人で、そのうち約2500万人が働いていて、280万人が求職者となっています。

また別のデータでは、

総労働人口の約12%がSMICの最低賃金しか貰えていません。また、最低賃金の時間給でパート勤務だと、一月の給料はもっと少なくなります。

引用元: https://www.inegalites.fr/Salaries-au-Smic-portrait-d-une-France-populaire

ではフランスで働く日本人はどうなのでしょうか。

日本人はどのくらいの給料なの?

正確にどのくらいとは言えませんが(統計がありません)、相対的に同じ仕事をすると、日本人の方がフランス人より少ないようで、最低賃金の場合が多いです。

日本人向けのOVNIという新聞があり、求人欄があります。

そこでも見れますが、SMICが税込みで約1500ユーロとして、その金額という場合、それよりも300ユーロくらい多く、週末も働いたら+アルファがありますなどが多いです。

週末の勤務となると、家族がいれば問題もありますが、日本人がフランスでは仕事口がない背景で、そんな条件をつけています。

理由は、フランスにいる日本人の持っていビザの種類が

  • 結婚ビザ
  • 学生ビザ

ということなのでしょう。

日本本社から派遣されている経営者であれば、労働ビザもありますが、そうでなけばは学生のビザになります。

結婚ビザをもっている人の数は少ないです。学生ビザとなると法廷35時間の半分の時間のみの勤務となります。

現在フランスは週の労働時間が35時間です。その半分となるとほぼ17時間です。働きたくとも時間制限があるため、まとまった仕事を任せられ難いのが現状です。

また結婚ビザだと、フランス人のパートナーがいるため、お小遣い稼ぎくらいのお金以上払わなくても良いのではないかというような、日本の主婦の非課税所得金額の延長とい考えがえる日本人経営者が多いと感じます。

管理人も事実そのようなことは言われました。

フランス語や英語ができることはカウントされなく、技術的な知識や、国家資格があってフランス語のレベルがかなり高いと、考慮されるのが現実です。

また、日本人がサラリー交渉に慣れていないのと、なんとなく『足元をみられた状況』なのでということでしょう。

日本人でフランスへ来てから学生ビザを取得し、会社に採用をしてもらったので、残業サービスをしても解雇されたくないし、収入を生活の足しにしたいと思う方も多いです。

子供を出産して、欠勤や遅刻することも多いし、そのまま解雇されないで働きたいと感じているのもありようで、穏便に済ませたいという思いはあるようです。

そのような心理を利用してなのか、日本人経営者が、同一職種でフランス人より低い設定にするか、最低賃金を適用しています。

ですので、従業員の回転がとても速い会社もあります。ある意味でブラックですね。

よく考えると、フランス語と英語を話すのに、なんで最低賃金なの???と思いますが、そのような相場がまかりとおっているのは悲しい事だと思います。

では、日本人経営者ではない会社で働てみたら????と言う事になります。

もし、あなたのフランス語と専門知識がしっかりしていて、フランス人経営の会社でなら、つまり日本人がいない職場でとなると、お給料は飛躍的に上がる可能性がありますね。

しっかり準備して、チャレンジしてみてはどうでしょうか?

フランスでの仕事探しは大変ですが、日本人にも仕事がないわけではありません。 実際、いくら実力があっても就職まで至っていない場合は、面接...

今日の単語

le salaire brut               ( 税込み給与 )

le salaire net                      ( 手取り給与)

le salaire moyen             (  平均給与 )

le salaire médian            ( 中間値給与)

le SMIC             (  最低賃金)

なんか損しているな。。。と思うときがあります。結局日本人社会を出ないと、いまの給与体系から脱出できいないのかもと思いますが、躊躇しいる間に何年も過ぎてしまう前に行動です。。。
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