ギャラリー・ヴィヴィアンといえばパリでもその綺麗なアーケードで有名な歴史的建造物です。
ヴィクトワール広場とフランス銀行が直ぐ隣にあり、立地が良いせいで、観光客だけではなく、地元の人も足しげく通う商店街でもあります。
ギャラリーと言えるほど、アーケードの中は画廊のように綺麗な店舗ばかりです。お店はカフェ、レストランや、本屋さん、プレタポルテ店、スカーフ店がありますが、散歩をしてみると歴史を感じます。
オペラ座からも近くことや、周囲に会社が多くあることで、お昼にはサラリーマンや観光客がランチにきています。
このギャラリーは、フランソワ・ジャン・ドゥラノワという建築家の設計で、1823年に建てられ、1974年に歴史的建造物に指定されました。
アーケード中で屋根を見上げると、日差しが明るく差し込み、石の床が当時のモザイク模様で描かれているのがとても綺麗です。
そんな、散歩をしてみたくなるギャラリー・ヴィヴィアンにあるレストランをご紹介します。
ギャラリー・ヴィヴィエンヌのカフェ

ヴィクトワール広場
ギャラリー・ヴィヴィエンヌは、ヴィクトワール広場からオペラ座へ向かってプティ・シャン通りを歩くと直ぐ隣にあります。
ビストロ・ヴィヴィエンヌのカフェ
こちらが、プティ・シャン通りのメインの入口にある「ビストロ・ヴィヴィエンヌ」です。ギャラリー入口を挟んで両側にあります。
ギャラリーの中に入り、プティシャン通りに向かって、写真の右手がビストロ・ヴィヴィエンヌ、左がワイン屋さんの「ル・グラン・フィーユ・エ・フィス」です。
この左のワイン屋さんは、勿論ワインも買えますが、お昼はランチもできます。
ビストロ・ヴィヴィエンヌは、朝の8時からカフェとして営業していて、お昼から料理サービスが始まります。
値段はメインで一皿15ユーロから25ユーロ位で、ワインはグラスワインもあり、カフェ・ビストロの雰囲気も良いですし、アーケードの中の席でも食べれます。
レトロな色調で、お薦めです。
ル・ブガンヴィル
同じく、ギャラリー・ヴィヴィエンヌの中のレストランの、ル・ブガンヴィルです。
ビストロ・ヴィヴィエンヌが、プティシャン通りに面しているのに対し、こちらは、バンク通りに面しています。
バンク通りから入らないで、ビストロからそのままアーケードの中を通っても行けます。その間にアーケードの中も歩いて他のお店もチェックできますね。
10メートルくらいすると、ル・ブガンヴィルがみえてきます。
ビストロ・ヴィヴィエンヌの方が、どちらかというと盛り付けも綺麗で、こちらの「ル・ブガンヴィル」はレストランですので、もっと食べる方に力を入れていると感じます。
前菜はカモのリエット。

【カモのリエット】
トマトのファルシと、豚肉のソテーです。

【カレ・ドゥ・コションフェルミエ】と【プティ・ファルシ】
プティ・ファルシはトマトとポワブロン(大きいピーマン)のファルシでした。お肉が3個の野菜全てに、たっぷりを入っていました。

【プティ・ファルシ】
値段は、前菜で約7ユーロ、メインで15ユーロから25ユーロ位、
グラスワインが約6ユーロです。
どちらかというと、庶民的な雰囲気で、お腹一杯食べれるビストロの雰囲気です。
アーケードの中は、その他にブティックもあり、プレタポルテのYuki Toriiやレトロな本屋さんがあります。
レストランを出て、アーケードの中をずっと歩いて行くったところが、また違った雰囲気です。
その他のブティックに、スカーフ専門店があります。
名前が「ウルフ・エ・デクルティ Wolff et Descourtis」といって、イタリアやフランスに工場生産している、オリジナルのスカーフを取り扱っています。
一度ぜひ手に取ってみた見てください。
年に2回のバーゲンもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか、ギャラリー・ヴィヴィエンヌのカフェ。
オペラ座から近いのでお買い物がてらに行けうというのもメリットですが、歴史を感じながらアーケードの中で、一人でも食事をできるというのが良いですね。
実際ツーリストも多く、一人でも気になりませんし、友達と行ってもお昼からであれば時間をきにしないで、入店できるのが嬉しいです。
レストランと違い、カフェ・ビストロはノンストップで食事ができます。それだけ食べに来る人がいて、料理も美味しいからこそ、ビストロとして営業できている証拠ですね。
そのまま、ヴィクトワール広場に向かって、レアールまでもゆっくり散歩が楽しめます。
ご参考になれば幸いです。