フランスの年末年始の休みは?大晦日の過ごし方と仕事始めはいつ?

伝統行事のクリスマスが終わると、フランスでは年末までに大きなもう一つのイベントの大晦日があります。

日本では、クリスマスは友人や恋人とでイブを過ごして、お正月前には親元に帰省して、大掃除をしてお正月の三が日を家族と過ごすのが一般的です。

ところがフランスでは、クリスマスには家族とフォアグラや鳥の丸焼きをなどのご馳走を食べ、信者であれば教会のミサにも行きます。

そして日本では家族と厳かに過ごす大晦日には、逆に友人と集まって過ごす人が多いのです。

クリスマスには、プレゼントも用意をして予算も使っていますので、大晦日はそうご馳走は食べられませんし、それに会社によっては、元旦の翌日の1月2日から仕事始めということも多いのです。

フランスはバカンスの国というイメージがありあすが、勤務先別で休暇日数や労働条件が違い、年末年始の過ごし方もそれぞれ違います。

そこでこの記事ではフランス人の大晦日と年末年始の過ごし方をご紹介したいと思います(^^♪

早速見てみましょう。

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フランスの年末年始の過ごし方

フランスでの大晦日も含めた年末年始の過ごし方についてですが、年齢によっても予算も違うというのがあり、若者とシニアでは大晦日の過ごし家が随分と違います。

フランスのイプソス(Ipsos)という民間の調査機関のレポートによると、次のようになっています。

フランス全体で、

  • クリスマスを祝う 88%
  • 大晦日を祝う   75%

となっています。

この内訳ですが、子供がいる家族の95%がクリスマスを祝うとなっていますので、子供をもつ親は料理も用意をして、家族でテーブルを囲んでご馳走を食べるということです。

クリスマスは特別な日ですから、サンタクロース変装もして、プレゼントも用意するということですね。

戦後ならまだしも思いますが、依然としてクリスマスはフランス人にとって大事な伝統行事である続けているいうことですね。

また、それとは逆に大晦日のお祝いは若者がするとなっています。

年齢的には若い15歳から24歳に人達がどんちゃん騒ぎをするとなっています。

大晦日の夜の過ごし方

クリスマスも大晦日も親と一緒に過ごすというフランス人ももちろんいますが、大晦日は友人を招待して(またはされて)一緒にパーティーをして過ごすのが一般的です。

友人宅でパーティーがあり、招待を受ければ何か一品を持って行きます。

大晦日の家の飾り付けは、クリスマスのままです。ですので、クリスマスツリーがそのまま飾られています。

パーティーへ行く人の人数が決まれば、もちよりするものを決めて夕方8時くらいから集まって、わいわいがやがや、ダンスしたりでアパートで行うパーティーの雰囲気はかなり盛り上がります。

大体そんな日には、建物のエレベーターの中の壁に、

「12月31日の○○時からパーティーをしますので、うるさいかもしれませんが、よろしくお願いします。」などと書いた紙が貼られています。

友達同士の大晦日のパーティーですので、アパートの住人もまあ、しかたになと思います。

持ち寄りの食べ物もそう高いものがでるわけでもないですし、楽しければいいのですね。

ところが、年齢が上になれば食べるものも豪華になります。

友人同士で呼び合って大晦日を過ごす夫婦もいます。

ディナーはそうなると、シャンパンから始まり、夜中の12時くらいまでずっとテーブルを囲んで過ごします。

12時まで話しを続けてカウントダウンをして、シャンパンで乾杯します(^^♪

そんなわけで、シニアも若者も年末までには、沢山のワインやらアルコールをのみますので、年始には、飲み物の空き瓶が沢山になります。

パリの道にあるごみ回収にガラス瓶を回収するごみ箱には、空き瓶を全て入れられなくて、入らない空き瓶が道端に横たわっています。

年末年始までに、どのくらい飲んだかがわかりますね(^^♪

大晦日のカウントダウン

真夜中の12時には、カウントダウンの後に、花火の打ち上げがある都市もあります。

以前はパリでもエッフェル塔で花火の打ち上げがありました。

しかしエッフェル塔での花火の打ち上げがなくなって何年もたちます。その代わりといってはなんですが、凱旋門で小規模な花火の打ち上げがあります。

ただはっきりと「あります」とは言えないのは、テロ厳重警戒中だからです。

【2016年の大晦日のカウントダウンの後の凱旋門での花火の様子】


今年(2018年)の大晦日に凱旋門で花火があると新聞には書いています。花火がないにしても、凱旋門にスクリーン投影があります。

23時45分くらいからシャンゼリゼ通りへ行って待っていると、スクリーン投影も見えるようです(^^♪

【2018年の大晦日のシャンゼリゼ凱旋門】

大晦日のカウントダウンに、凱旋門に来た人は約25万人ということでした。海外や国内のツーリストや一部のパリ近郊の人たちです。

ジレジョーヌ(黄色のベスト)の人たちのデモや行動を警察も警戒していましたが、25万00人のジレジョーヌもこのシャンゼリゼ通りへきて、カウントダウンを楽しんだようです(^^♪

年末年始の仕事納めと仕事始め

12月25日と1月1日は、フランスで祝日です。

日本でなら業種にもよりますが、12月29日くらいから1月3日まで会社が休みという場合が多いですが、フランスでは、この12月25日と1月1日以外は通常通り営業しています。

商店街やデパートだけではなく、一般企業もです。

ですので、年末年始に休暇を取りたい人は、休暇願いを出してクリスマス休暇を取ります。

早ければ12月24日から休んでいる人もいますし、大企業でなら福利厚生も手厚いですので、そのまま1月の第1週も休んで、2週間の休暇を取る人もいます。

ただ、零細企業に勤務していると、12月31日は平日ですので、カレンダー通り、通常勤務をしている人も多くいます。

そうなると、クリスマスと元旦だけが休みだけになり、1月2日から通常業務です。

大晦日に友人宅にパーティーに行っても、元旦のみ休んで、次の日から仕事です。

バカンスが多いイメージのフランスですが、それは夏の話なのですね(^^♪

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フランス人のクリスマスと大晦日の予算

フランスでの、年末のクリスマスと大晦日のパーティーに使う予算は、ブルソラマという私立の銀行業も行っている機関の調査によると、

571ユーロ(130円で計算して約7万4千円)

となっています。

この金額には、

  • クリスマスのプレゼント
  • 交通費
  • 料理代
  • 部屋の飾り付け代
  • 洋服代

などです。

一人暮らしの人は、自分のアパートでクリスマスを祝わなくても、親元へ行くのに旅費がかりますし、親の方は旅費はかからなくても、料理やワイン代、部屋の飾り付けをするなどがあります。

移動する側の子供も、受け入れる側の親もそれぞれに出費があります。

結構な金額ですので、12月に急に用意もできませんので、計画してお金をためて年末に使うようにしているということです。

この571ユーロの予算の中で、プレゼントが一番ということです。料理にお金をかける家庭もありますが、若者なら料理よりも家族や友人にプレゼントを渡すのを重視しているということのようです。

また金額については、2016年には749ユーロだったとありますので、約2割も減っているとありますので、財布のひもは緩められない状況ですね。

【参考資料】

ブルソラマ : ブルソラマ 年末年始の祝いのための予算

【バカンスに行くフランス人】

数にすると20人に1人くらいのフランス人が、年末年始に海外旅行に行っていると感じます。大企業に勤める人なら、年に有給が8~9週間ありますので、南国に行く人もいます。とは言っても、フランス国内で旅行するより、パック旅行で海外に行く方が安いというのもあるからです。それとは対照的に、休みがあってもお金がないの公務員の特に教員の人達は、家でゆっくりするというパターンもあります。

お金があれば、海外旅行もしますし、有給が沢山あってもお金がなければ旅行もいけません。ですのでさまざまの生活です(^^♪

ジレジョーヌは今年話題になった言葉ですが、ジレジョーヌの人達は家で過ごす派になりますね。バカンスに行けるならデモなどするはずがないですし、貧困化が進んでいるのもフランスの現実です。

【デパート・美術館】

デパートや商店街や美術館は、12月31日と1月2日は通常通りの営業です(^^♪

大晦日のディナー

大晦日のディナーは、用意する過程では、さほどクリスマスとは変わりありません。クリスマスに沢山食べたからダイエットという家庭もあります。

管理人宅では、旦那さんと二人ですので、シャンゼリゼ通りにも行かずに、二人でこじんまりと食べました。

食前酒に、【ブランケット・ドゥ・リムー】で乾杯をして、

タップナードをつまみ、

このまま、ブランケット・ドゥ・リムーで、オマール海老を食べました。

エビは、甲殻類でたべるのが難しいです。(ですので写真はありません。。)

それから、鳥の丸焼きに、栗とジロルキノコにしました。

ワインは、赤のリムザンにしました。

リムザンの赤は初めて飲みました。ブランケット・ドゥ・リムーの発泡酒のイメージが強い地方ですが、美味しい赤を出しています(^^♪

まとめ

いかかでしょうか、フランス人の大晦日と年末年始の過ごし方をまとめてみました。

クリスマスを家族と過ごした後は、大晦日に気楽に友達と会って、楽しい時を過ごすのがフランス風です。

クリスマスでご馳走を食べても、さらに大晦日にご馳走を食べてカウントダウンをして、新年を祝うのは楽しいです。

沢山料理を作り、新年をみんなでお祝いして、仕事が大変でも頑張ろうと思えるものということなのでしょうか。

とは言え、1月2日からの仕事始めはキツイなと思います。

フランスでは最低年間5週間の有給休暇がありますので、年末年始に休暇を取る人もいますが、バカンスでいえば、断然夏にバカンスを取るという人が多いです。

夏のバカンスを考えるから、1月2日から仕事も頑張れますね(^^♪

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